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2023/10/20 12:53

こんにちは、ウェブライティング担当の武久です! 今回は、私が夏休みに参加してきた第43回草津夏期国際音楽アカデミーについてお話ししていこうと思います。

このアカデミーは、夏に草津温泉で2週間行われる音楽アカデミーで、1980年から40年以上の歴史があります。並行して草津夏期国際音楽フェスティヴァルも行われます。このアカデミー&フェス ティヴァルのために著名な演奏家が一堂に会し、期間中は毎日草津の森コンサートホールでコンサートが行われます。 毎年テーマがあるのですが、今年のテーマは「プラハとウィーン 二つの楽都ードヴォルジャーク とブラームス」でした。

2週間も知らない土地(と言っても日本国内ですが)に身を置いて勉強をするというのは、実は私 にとっては大きな決断でした。 このアカデミーは、国内の音大生や音大卒業生が集まる一大イベント(アマチュアの方もいます が、みんなかなり上手い)。厳しい環境に2週間も耐えられるかとても不安な気持ちで草津へ赴きました。

アカデミーの1日は、レッスンから始まります。9:00〜12:00は2週間毎日レッスンがあります。10 人以上参加者がいるので自分の番が来るのは3〜4日に1回程度ですが、他の人の番のときも有益な情報が盛りだくさんなので、毎日レッスンには参加しなければなりません。 オーボエのレッスンと演奏をしに草津に来てくださったのは、カールスルーエ音楽大学元教授のトーマス・インデアミューレ先生。後進の育成にも力を入れておられる、超有名な先生です!
演奏はもちろん何より教え方が素晴らしいという話は聞いていたのですが、噂以上にわかりやすく、ためになるレッスンでした。 素晴らしいレッスンに欠かせなかったのは、素晴らしい仲間達です。トーマスクラスの仲間達はとてもレベルが高く、毎日刺激がいっぱいでした。
最初こそよそよそしかったですが、後半にはみんなが勉強になるようにとまだレッスンで触れられていない時代や曲調の曲をレッスンに持っていく等の気遣いを互いにできるほど絆が深まりました。 素晴らしい先生に素晴らしい仲間、これぞアカデミーの醍醐味といった感じでした。

もう1つの醍醐味、コンサートについては次回の記事に書こうと思います! お楽しみに!